26y. その他の相違点具体例

(1) メニュ−コマンドによる実行
Excel95 Excel97/2000
[ツール(O)]→[マクロ(M)]でマクロ実行のダイ
アログボックスが表示されるので、実行する
マクロ名を指定し[開始(R)]をクリック。
 
 [ツ−ル]→[マクロ]→[マクロ]でマクロ実行の
ダイアログボックスが表示されるので、実行
するマクロ名を指定し[実行]をクリック。
 

(2)VBのツールバーからの実行
Excel95 Excel97/2000
(1)VBのツールバーは、[表示(V)]→
  [ツールバー(T)]→[ツールバー一覧(T)]で
   「VisualBASIC」をオンにする。
 
(2)VBAのモジュールをアクティブにして
  ツールバーの緑色の▼をクリックすると実行
   
※ このケースで実行の場合は、プログラム内
  にワ−クブック・ワ−クシ−トの指定が必要
 
 
 
(1)VB Editorで、[表示]→[ツールバー]
  → [デバック]でデバックツ−ルバ−表示
 
 
(2)デバックツ−ルバ−の緑色の▼をクリック
  すると実行がスタートする。
 
 ※ 基本的には同左。
  ただし、Excel97では対象のシ−トをアク
  ティブしておけば、そのシ−トを対象に実行
VB Editorの標準ツ−ルバ−の▼をクリック
するでも実行出来る

(3)ツールボタンからのマクロの実行
Excel95 Excel97/2000
(1)ボタンに登録するマクロを開いてから、
 [表示]→[ツールバー]→(任意の名前を
 入力)→[新規作成(N)]をクリックする。
 
(2)定義ダイアログボックスが表示されるので、
  [分類(C)]を「ユーザー定義」をクリックする
 
(3)何にも絵の無いボタンを空の新規ツール
  バー内へドラッグする。
 
(4)マクロの登録のダイアログボックスが表示
されるので登録したいマクロをハイライトして
 [Ok]クリックで登録完了。
 
(1)ボタンに登録するマクロを開いてから、
 VB Editor上で[表示]→[ユーザー定義]→
[新規作成]→(任意の名前を入力)→「OK」で
 新しいツ−ルバ−が出来る
 
(2)ユ−ザ−設定ダイアログの[コマンド]を選択
  し[マクロ]を指定すると、ユ−ザ−設定
 ボタンが出るのでそれを、(1)せ作成した
 ツ−ルバ−へドラッグする。
 
(3)新ツ−ルバ−クリック→[選択したボタン
 の編集]→[マクロの登録]→((1)で開いてあ
 るマクロを指定)→[Ok]クリックで登録完了
 
※ 絵柄の編集
絵を入れたいボタンを右クリックするとショート
カットメニューが出るので「ツールバー」又は
「定義」を指定。ダイアログボックスが表示さ
れるが気にしないで、絵を入れる対象の
ボタンを右クリックする。
 
ショートカットメニューが出てくるのでその中の
「ボタンイメージ編集」を指定。ボタンイメージ
ダイアログボックスが表示されるので、任意の
絵を書き「OK」で完了。
※ 絵柄の編集
対象ツ−ルバ−クリック→[選択したボタン
の編集]→[ボタンイメ−ジの編集]→ボタン
エデッタが表示されるので、好きな絵を書き
「OK」で完了。
 
 
 
 
 
 

(4)ショートカットキーからの実行
Excel95 Excel97/2000
(1)登録したいマクロを予めオープンにする
 
(2)作成済みマクロのショートカットキー登録は
 [ツール]→[マクロ]を指定、登録するマクロ
 名をハイライトしてから[オプション]を指定
 
(3)新規マクロの記録ダイアログボックスが
 表示されるので、任意のアルファベットを
 入力し、[OK]→[閉じる]をクリックする。
 
 
 
 
 
 
(1)登録したいマクロを予めオープンにする
 
(2)作成済みマクロのショートカットキー登録
 は[ツ−ル]→[マクロ]→[マクロ]でマクロの
 ダイアログボックスが表示されるので、実行
 マクロ名を指定し[オプション]をクリック。
 
(3)マクロオプションのダイアログボックスが表
 示されるので、任意のアルファベットを入力し
 [OK]クリックする。マクロダイアログが表示
 されているので[キャンセル]をクリックで終了
新しいく記録してショートカットキーへの登録は
[ツ−ル]→[マクロ]→[新しいマクロの記録]で
マクロの記録ダイアログに、任意のアル
ファベット記入で登録できる

(5)定数を他のマクロより参照する場合
Excel95 Excel97/2000
あるマクロより別のマクロに入っている定数
を参照する場合、参照先のマクロファイルを
直接参照出来た(ファイルは開かれない)
 
 
 
別のマクロファイルを参照すると、参照先
ファイルを開いてから参照する。実行上は
Excel95マクロはそのまま実行でき問題ない
が、Excelを終了する時そのつど保存を聞いて
来るので、今後も95で使用するのであれば
95ファイル形式で保存すること。
参照先の設定:
[1]共通に使用するマクロファイルを開く
[2]参照先を設定するマクロファイルを開く
[3][ツール]→[参照設定]ダイアログが表示
  されたらその中に[1]のファイルがあるの
  でマークを付ける 
参照先の設定:
[1]共通に使用するマクロファイルを開く
[2]参照先を設定するマクロファイルを開く
[3] VB Editor上で[ツール]→[参照設定]で
  ダイアログが表示されたらその中に[1]の
  ファイルがあるのでマークを付ける

(6)UsedRangeプロパティ
Excel95 Excel97/2000
UsedRangeプロパティで最終セル読み取る
場合、マクロの中で行を削除した場合など
実際はデータが無くとも、最終セルは同じ
例:1〜100行にデータがあるが、90〜100
を削除しても
ca = ActiveSheet.UsedRange.Address
caは、$A$1:$A$100で同じ
 
 
Excel97では、左と同様なケースで
ca = ActiveSheet.UsedRange.Address
caは、$A$1:$A$89となる
 
 

(7)SpecialCellsメソッド
Excel95 Excel97/2000
下記はSpecialCellsメソッドでデータ領域の
空白セルをカウントしたケース
動作OK:
SpecialCells(xlBlanks).Count
 
動作不可:
SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Count
 
動作OK:
SpecialCells(xlBlanks).Count
 
動作OK:
SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Count
 

(8)ダイアログボックスにチャート貼り付け不可
Excel95 Excel97/2000
オリジナルダイアログボックスにグラフを
貼り付け、データの変化もダイアログを表示
されることにより見ることが出来た。
(コマンドボタンにも同様に貼り付け可能
 
 
オリジナルダイアログボックスにイメージを
貼り付けることは出来るが、もしチャートを
貼り付けるとすれば画像ファイルにする必要
があり、DATAとリンクさせる事は出来ない。
(コマンドボタンへの貼り付けも不可となった)
 

(9)セルの色が変る件
Excel95 Excel97/2000
Cells(1,1).Interior.ColorIndex = 40
このマクロでセルに色を付けた場合「灰色」
(Excelの[書式][セル][パタ−ン]でも同様)
 
 
97でそのワ−クシ−トを開いた場合、セルの
色はExcel95と同じ「灰色」が表示される
 
 
95でそのファイルを開いた場合、セルの色は
Excel97とExcel95では異なって表示される
色がある。(下表参照)
 
 
Cells(1,1).Interior.ColorIndex = 40
でセルに色付けし、Excel95形式で保存。
(40の場合Excel97では「ダイ色」であるが
 Excel95で開くと「灰色」になる)
Cells(2, 2).Interior.Color = RGB(33, 66,99)
のようにRGBで指定すれば同じ色になる





(10)罫線の表示相違
Excel95 Excel97/2000
Sub Record2()
Range("B1").Borders(xlBottom).Weight = xlThin
Range("C2").Borders(xlLeft).Weight = xlThin
Range("A2").Borders(xlRight).Weight = xlThin
Range("B3").Borders(xlTop).Weight = xlThin
End Sub
 
上記マクロを実施し、B2セルをアクティブに
して「書式」「セル」「罫線」で罫線の状況を
見ると全方向とも空白になっている
 
 
 
 
 
 
 
左と同様な方法で罫線を見ると、B2は全方向
とも罫線がある図となっている。
しかしマクロでB2の状況を調べるとExcel95
と変わりません。(誤解しないよう注意)
 
 追記:上記で誤解のないようにと書いた私が誤解していた。下記chk95()では確かに無いように見えるが、
 chk2000()では”B2”に罫線を書いていないがちゃんとあるようになっています。
 Sub chk95()
 If Cells(2, 2).Borders(xlBottom).LineStyle <> xlNone Then
  MsgBox "あり"
 Else
  MsgBox "なし"
 End If
 End Sub

 Sub chk2000()
 If Cells(2, 2).Borders(xlEdgeBottom).LineStyle <> xlNone Then
  MsgBox "あり"
 Else
  MsgBox "なし"
 End If
 End Sub



(11)文字のバイト数の相違
Excel95 Excel97/2000
ASCU文字で1バイトと、漢字のように2バイト
で表す文字がある。
 
'「 B」を表示
MsgBox Chr(&h42)
「い」を表示
MsgBox Chr(&h82) & Chr(&ha2)
 
Unicodeで全ての文字は2バイトで表す。
 
 
'「 B」を表示
MsgBox ChrB(&H42) & ChrB(&H0)
「い」を表示
MsgBox ChrB(&H44) & ChrB(&H30)
 

(12)他のブックのマクロ実行
Excel95 Excel97/2000
オリジナルメニュ−からマクロを指定し実行する
場合、Excel5.0ではダイレクトにマクロ指定で問題
なく動作していたが、Excel95ではマクロの入って
いるブックを開いてから指定しないとエラ−になる。
 
Workbooks.Open Filename:="c:\行計画\Book1.xls"
Application.Run macro:="Book1.xls!macuro1"

 
カレントフォルダ−であればExcel5.0の時と同じ
ようにマクロをダイレクトに指定するば実行できる
ようになった。
 
Application.Run macro:="Book1.xls!macuro1"
 
(なお、必要に応じ ChDir("c:\行計画") の
 ようにカレントディレクトリ-を変えればブックを
 開かなくてよい)

(13)セル選択しValue省略でも入力可になった
Excel95 Excel97/2000
Sub Record2()
Range("A1:C3").Select
Selection = "ABCD"
End Sub
 
上記は、実行時エラ−’1000’となる
 
Selection.Value = "ABCD" のように記述すれば
実行可能
Sub Record2()
Range("A1:C3").Select
Selection = "ABCD"
End Sub
 
上記で実行可能。
もちろん、Selection.Value = "ABCD" でもOK
 
 

(14)シ−トへ貼った図形がExcel97/2000でボケる
Excel95 Excel97/2000

 
私の場合図形の拡大・縮小にExcelを
使用しているがExcel95を使用した方がよい。

 
理由は不明であるが、図形がExcel97/2000では
ボケる。



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